Flash8のフィルタ機能
Flash8から搭載されたフィルタ機能を使ったサンプルの作成過程です。
フィルタ機能を使えるのは以下の三箇所です。
- ムービークリップシンボル
- ボタンシンボル
- テキスト
気をつけるのは3のテキストです。
Flash側で分解(アウトライン化)してしまうと、フィルタを設定できなくなってしまいます。
その場合には分解した後、ムービークリップシンボルにしましょう!
●FlashSampleのロゴ●
- これはFlash側で分解して、ムービークリップシンボルにしてあります。
- ムービークリップを選択した状態で、プロパティパネルの横にある「フィルタ」をクリック。
- そして「+」ボタンを押し、ドロップシャドウを選択。
- カラーや角度を調整します。
●蝶の影●
- 蝶のムービークリップを選択した状態で、編集→複製を実行。
- 自由変形ツールで拡大縮小、傾斜などを設定する。
- ロゴの時と同じく、フィルタ→「+」ボタン→ドロップシャドウを選択。
- オブジェクトを隠すにチェックを入れます。
- カラーや角度を調整します。
蝶に書かれているスクリプトは以前のサンプルと全く同じです。
影にもスクリプトを設定します。
その際、蝶に書いたスクリプトをコピー&ペーストすればいいのですが、それでは芸がないのでちょっと工夫を。
影に書いてあるスクリプト
onClipEvent (enterFrame) {
this._x=_root.butterfly_mc._x;
this._y=330;
}
このスクリプトの意味は、「フレームが更新される度に、影のx座標を蝶に合わせ、y座標は330のまま維持する」です。
自分の場合はyの値を330にしましたが、これは任意に設定してください。
これで昨日のサンプルが完成します。