応用編

1.楕円ツールで線:黒、太さ:2px、塗り:白で正円を書きます。それをコピーをして、二つ横に並べます。
2.グループ化して、グラフィックシンボルにしておきます。
3.新規シンボルでムービークリップを選択し、基準点(+のカーソル)の右側に15pxの正円を書きます。線:なし、塗り:黒。(サンプルではxの値が5、yの値が-7.5に設定してあります)
4.シーン1に戻り、グラフィックシンボルの上にムービークリップシンボルを置きます。位置は真ん中より右寄りにします。シンボルにはeye_mcとインスタンス名がつけてあります。
5.二つの正円の両方にMovieClipシンボルを配置します。これが、白目と黒目になります。
6.eye_mcに以下のスクリプトを記述します。


onClipEvent(enterFrame){ /*フレームが更新されたら*/
eye_mcX=_root._xmouse-this._x; /*マウスポインタとmcのx軸方向の距離を計算*/
eye_mcY=_root._ymouse-this._y; /*マウスポインタとmcのy軸方向の距離を計算*/
this._rotation=Math.atan2(eye_mcY,eye_mcX)*180/Math.PI; /*角度を計算しeye_mcの回転角度とする*/
}


7.もう一つのeye_mcにも同じスクリプトを記述します
8.Ctrl+Enter(ムービープレビュー)を実行します。
9.→完成Movieを見る


☆解説☆
_rotationインスタンスの角度
Math.atan2(Y座標「_root._ymouse.mcのy座標」、X座標「_root._xmouse.mcのx座標」)…マウス座標とmcの基準点で作られる角度を求める式
*180/Math.PI;ラジアン(度数)の数値を度数に変換する式
Math.PI…円周率を表す(π)